EPISODE 0
オープニング OPENING :夢


空港内をしばらくうろついた後、アカーノはベンチで休むことにする。
 
選択
→「疲れたな、ちょっと休けいするかな」
→「もう少しぶらついてみるか」

○「疲れたな、ちょっと休けいするかな」を選択
アカーノ 「つかれたなあ…ちょっと休憩するかな。」
ベンチに腰かけるアカーノ。
アカーノ 「ふうっ。」
老人 「君は…どこからかね?」
隣に座る老人に話しかけられる。
アカーノ 「あ、オレ?オレは、グレイランドって町だけど。」
老人 「ほう…グレイランドか。あそこはいいところじゃ。
まだ、わずかだが、緑も残っておる。」
 
アカーノ 「なぁーに、さびれた田舎町さ。
けど、ここはちがう。チャンスがある!」
老人 「ジャンクブレードか。」
アカーノ 「ああ。ここでチャンプになって、世界最高の名誉を手に入れる。」
老人 「フッフォッフォッ…若いというのはいいものだ。
いつでも夢を見ていられる。」
アカーノ 「夢じゃない、現実さ。
で?じいさんは、レースでも見にきたのか?」
老人 「そうだな…それもいい。
いや、今回はこの街に住んでる友人に会いにな。」
アカーノ 「ふーん、そっか。」
老人 「ああ、すまんが、火を貸してくれんかの。」
アカーノ 「ん、ああ。」
アカーノ んっ……?
老人の手に触れた瞬間、不思議な感覚に襲われる。
トリップしたアカーノに見えたのは、老人が何者かに囲まれ、撃ち殺されるビジョンだった。
 
アカーノ (な…これは…!?)

老人 「どうしたんじゃ、急に。大丈夫か?」
ハッとするアカーノ。
アカーノ 「ああ、心配ない…」
老人 「…そろそろ行くとするか。
年寄りのつまらん話につき合わせて、すまんかったな。
じゃあな。」
アカーノ 「じいさん、待って!!」
思わず立ち上がり、老人を引き止めるアカーノ。
その老人の行く手をふさいだのは、さっきビジョンで老人を撃ち殺した、怪しい男たちだった。
 

 
謎の男
「ベルター・カーティス博士。
…探しましたぞ。」
老人 「なんだ、お前たちは。」
謎の男
「私をお忘れですかな?博士。」
老人 「お前など知らん!」
謎の男
「ン、フッ、フフフフフ……
まあ、いい。
とにかく、例のカプセルを渡してもらおう。」
老人 「なんのことを言ってるのか…わからんな。」
謎の男が老人に銃を向ける。
ピロロロロロロ…
照準が老人の胸にセットされる。
 
謎の男
「…では、仕方がない。死んでから、いただくまで…」
カチッ!
銃の引き金がひかれる。
老人 「なっ…!」
謎の男
「心配するな、脳は保存しておく。
…念のためにな。」
バキッッ!!

突然、謎の男の体が体当たりを受けてグラつく。
アカーノだった。
謎の男
「ううっ!!」
アカーノ 「…ありゃ?意外とタフだねぇ。」
謎の男
「きさま…!誰だ!」
 
アカーノ 「んーー、なんていうか…、
じいさんとはさっきそこで会ったばかりなんだがなあ…
ほっとけなくてな。
だまって殺しを見過ごすわけにも…いかないんでな。」
謎の男
「ほーう。なぜ殺すとわかる?」
アカーノ 「銃を持ってる。」
謎の男
「こいつか?これはおもちゃだ。」
アカーノ 「うそだね。」
 
謎の男
「試してみるか?」
カチッ
銃口がアカーノに向けられ、引き金が引かれる。
アカーノ 「うっ…」
「つあぁぁぁっ!」
ベシッ!
アカーノが再び体当たり。
謎の男
「なはっ」
アカーノ 「じいさん!今のうちだ!逃げろ!」
ドガッッ!!
アカーノが謎の男に払いのけられる。
アカーノ 「どわっ!」
突然、柱の影からクリスが現れる。
 
クリス 「止まりなさい!!」カチッ!

謎の男に銃口を向けるクリス。
謎の男
「どけっ!」
バシッ
片手で簡単に払いのけられるクリス。
クリス 「ああっ!!」
ドサッ!
クリス 「うっ…」
アカーノ 「痛っちぃ〜…っ つぅ……
年寄りの次は女か…最低のやつだな…」
クリスが落とした拳銃をアカーノがひろう。
 
アカーノ 「これ借りるぜ!」
クリス 「待って!!」


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